こぐまレンサの概要
こぐまレンサは、週刊ヤングマガジンで2003〜2004年にかけて連載されたロクニシコージによる漫画作品です。
2巻完結の単行本としても発売され、その後に1冊にまとめられた完全版が発売されました。
完全版と言っても「1冊にまとめられた」という意味での完全であり、内容が異なるわけではありません。(少し紛らわしいですね)
こぐまレンサのあらすじと感想
物語りの前半は、売れない作家の有作によって召喚された謎の少女こぐま(主人公)を中心に、様々な人物の群像劇として進んで行きます。
半分ほど読み終えるまでは、1話だけでも読めるオムニバス作品としても読めます。
しかし、後半から急に衝撃的な展開に入っていきます。
全く関連していないと思われた前半に登場していた人物たちが連鎖していき、伏線が回収されていきます。
こぐまの出生の秘密や、人間の光と闇が本質的に描かれたりと、どんどん空気が変わっていきます。
絵に関して、いわゆる技巧派ではないですが、この内容を伝えるためにこれ以上ないタッチで描かれています。
ストーリーの構成、人間描写の豊かさ、読者に投げかけるメッセージなどなど、色んな面で非常にクオリティの高い傑作漫画です。
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こぐまレンサの名言・名場面
人間描写が非常に豊かで、心に突き刺さる、魂を揺さぶられる名言や名場面がたくさんあります。
作者のロクニシコージについて
作者のロクニシコージですが、作品は「こぐまレンサ」と、その前に書いた「すべてに射矢ガール」しかありません。
もう15年くらい、漫画を世に公開していないことになります。
しかも、これほどの名作を生み出した後の沈黙は気になりますし、次の作品を期待せずにはいられません。
ロクニシコージの活動を気にする声は今も絶えることはありません。
すべてに射矢ガール を読み直す
やっぱ 面白い ロクニシコージ氏 カムバックを〜— うさぎまき (@usagimaki777) 2017年11月30日
ロクニシコージって漫画もう描いてないのかな…。コグマレンサの完全版でたときは嬉しくて即買いしたけど特にない??掃除してたらコグマレンサの単行本の方見つけたから久々に読む〜。
— 篝 (@429Hz) 2017年11月26日
ロクニシコージ氏 も一回 漫画 描かねぇかなぁ
コグマレンサ とか すごい好きだったんだが
— うさぎまき (@usagimaki777) 2017年9月1日
さっきヤンジャンの「潔癖男子!青山くん」って漫画を読んでたんだけど、昔大好きだった「すべてに射矢ガール」となんか雰囲気似てるなと思って作者を調べたら全然違う人だった
射矢ガールのロクニシコージさんは今何をしているのだろうか— じょび (@jovic_nico) 2017年6月8日
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こぐまレンサに対するみんなの感想
フョロワーさんの中に、ロクニシコージ先生の漫画作品「こぐまレンサ」の圧倒的な面白さを知ってる人はいるのだろうか。連載当時、読んでて心拍数が高まった。単行本で読み直してもなおいい。ちなみに未読の人たちは絶対にWikipediaは読まないように。あんな酷いネタバレ記事はない。
— むとちん。 (@mutochin) 2017年6月14日
そういえばこの前こぐまレンサを読んだのですが、なんかもう読んだあと頭抱える…うわ〜〜とか、あ〜…とかなんとも言えない気持ちになって、とにかく自分の中で忘れられない作品になるだろうなということは確かで……なんか、とても、すごかった…!https://t.co/nPGK4y8d8k
— りと (@rito_touken) 2018年3月23日
件の作品は読んだことがないが、拉致監禁を描いた漫画として忘れがたいのは「こぐまレンサ」。読むのがつらい、しかし無視できない作品だと思う。
— 水草亭 (@kuzigyaku) 2018年3月22日
こぐまレンサって漫画凄い
— Theta/シータ (@twinklytheta) 2018年2月4日
はー、こぐまレンサ面白かったなー。
— シビルカット (@sybilcut) 2018年1月28日