オーディオブックとは
オーディオブックとは、既存の書籍を朗読・レコーディングし、音声コンテンツとしたものです。
オーディオブックの歴史は古く、欧米、特にアメリカでは人々の日常に溶け込んでいます。
近年は日本でも、スマートフォンの普及や音声コンテンツ(音楽など)の流通の形が大きく変化したことから、年々市場が拡大しています。
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オーディオブックのメリット
聞く力が養える
今の時代って、昔より「純粋に聞く」という機会が減ってる様に思います。
テレビやネットの番組を観ていても丁寧に字幕やテロップを出してくれますし、メッセンジャーアプリが便利すぎてわざわざ電話をすることも減りました。
オーディオブックは純粋に音声のみのインプットですので、聞く力を養うこともできます。
目に負担がない
情報化の波が年々拡大する今の時代、パソコンを使った仕事をしている人も多いでしょう。
1日中パソコンの前にいると、やはり目が疲れてきます。
オーディオブックは、視覚、つまり目と言うインターフェース使わずにインプットできます。
仕事で目ばかり使っている人にとっては、普段からあまり使ってなくて元気が有り余ってる耳を使う事ができるので、負担の分散になります。
既読の本でも新しい発見や気づきがある
これは不思議なのですが、既に読んだ事がある本でも、オーディオブックで聞くと新しい発見や気づきがあります。
これは、インプットの方法が「テキストを目で見る」から「音声を耳で聞く」に変わった事で、脳内での処理が変わる為じゃないかと思っています。
学習の方法を変えると、効果や習熟度が変わってくるのと同じです。
移動中や他の事をしながら聞ける
本は移動中や他の事をしながら読めません。
しかし、オーディオブックは、聞きながら移動したり、車を運転することができます。
手も空くので、何かの作業をしながらでもオーディオブックを聞く事ができます。
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オーディオブックのデメリット
私が感じるオーディオブックのデメリットはひとつです。
それは数が少ないという事です。
それもそのはず、本は著者が書いたものがそのまま市場に出ますが、オーディオブックはそこからさらに朗読とレコーディングが必要になってきます。
このオーディオブックの数が少ない問題を解決する為には、オーディオブックがもっと普及するしかありません。
オーディオブックの認知が広がり、市場が大きくなれば、もっと多くの本がオーディオブックになることでしょう。
という訳で、みんなでオーディオブックを盛り上げていきましょう!
オーディオブック比較
オーディオブック事業は、大小様々な企業が参入していますが…
- 本の多さ
- 日本語作品の充実
- 携帯端末(スマホ・タブレット)でスマートに使える
この3点をクリアしているのは、audiobook.jp(オトバンク)とAudible(Amazon)
だけだと思います。
また、この2つのサービスを比較しても、取り扱っている作品も違えば、料金システム(月額制 or 単品購入)も違います。
なので、基本的には1サービスにこだわる事なく、自分に合ったものを選べばいいと思います。
audiobook.jp
20,000冊のラインナップを誇る大型オーディオブックサービスです。
■料金システム
単品購入(お得に購入できる各種プランあり)
■開発
オトバンク
■公式サイト
audiobook.jp 公式サイト
Audible (オーディブル)
ビジネス書・小説・落語など、20以上のジャンルのオーディオブックが好きなだけ聴ける月額制のサービスです。
アマゾンのアカウントで始められます。
■料金システム
月額1,500円で聞き放題
■開発
Amazon
■公式サイト
Audible 公式サイト
※追記 2018年1月24日
ついにグーグルがオーディオブック市場に参入してきました。
GooglePlayストアから購入できます。
料金システムは単品購入となっています。
オーディオブックで英語力を高める
オーディオブックは英語力(特にヒアリング・発音)を高めるツールとしても役に立ちます。
オーディオブックは英語教材と違い、よりリアルな言葉遣いや専門用語が学べますし、自分の関心が向く分野を選ぶことができます。
つまんない英語教材を「ヒアリング強化の為だから…」と我慢して聞いてても辛いですよね。
上述したように、オーディオブックは欧米、特にアメリカで盛んなカルチャーですので、英語で朗読・レコーディングされた作品が実に多いのです。
好きなジャンル、好きな作品を1回だけじゃなく2回3回と聞く中で、意味が理解できる箇所が増えていけば成長も感じられます。
オーディオブックは楽しみながら英語のヒアリングを鍛えられるのです。
おすすめのオーディオブック作品
「自分の時間を取り戻そう」ちきりん
「罪と罰」ドストエフスキー
「野村ノート」野村克也
「嫌われる勇気」岸見一郎 / 古賀史健
「宇宙一美しい奇跡の数式」ノ・ジェス
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