習慣とは、日常の決まりきった行いのことを言います。
弱さを由来とする、半ば依存の様な形で始まる習慣もあれば、自分を向上させようと取り組んだ事がいつしか決まりとなり、継続困難な事でも日常に溶け込んでいる習慣もあります。
人生において、習慣がもたらす影響は計り知れません。
世界中の多くの成功者たちに愛される、こんな有名な名言があります。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
この中で「行動」と「習慣」は目に見える形で変えることができます。
そして、その基礎となるのが「心」です。
誰だって、より良い人生を歩む為に、悪い習慣は断ち、良い習慣だけを継続していきたいはずです。
その為に、まずは心に、良い習慣と悪い習慣の明確なボーダーラインを設定し、日々の中で取捨選択をしていく必要があります。
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良い習慣と悪い習慣の違い
前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。
良い習慣と悪い習慣のボーダーライン、それは「外部からの刺激を求める習慣か、内部から湧き出る喜びを求める習慣か」です。
悪い習慣の一例として
タバコ・酒・覚せい剤
ギャンブル・ゲーム
風俗・キャバクラ
などが挙げられます。
これらは、人工的に作られた刺激です。
あるいは、お金で買える偽物の幸福物質です。
一方、良い習慣を挙げてみましょう。
運動をした後の自然な高揚感
誰かの為に生きた時の充実感
信頼できるパートナーとの、身も心もひとつになる一体感
これらは、本来人間が潜在的に持つ、内発的な喜びです。
具体的な悪い習慣に対して、良い習慣は抽象的で掴みづらい事が分かります。
だからこそ、いつも心で意識しなければいけませんし、獲得しづらいからこそ人生を変えるだけの影響力があるのです。
そうは言っても、悪い習慣も日々の精神のバランスを保つ為に必要と考える人がいるでしょう。
実際に、急に全ての悪い習慣を断つ事は困難です。
でも、自分の本心は「このままでいいはずがない」と分かっているはずです。
悪い習慣が刹那的な刺激でしか無く、それが過ぎると自己否定的な気持ちになる事は知っているはずです。
その行動(習慣)の後に、心から「やって良かった」と思うか「またやってしまった…」と思うか、自分が一番分かるはずです。
日々、自分の心で良い習慣と悪い習慣の線引きを意識し、少しずつでもいいので変えていってみてはいかがでしょうか。
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