萩と荻。
とても似たこの2つの漢字ですが読み方が違います。
萩(はぎ)荻(おぎ)と読みます。
困ったことにこの二つの漢字は、30万種類ほどあると言われている(諸説あり)日本人の名字の中で結構メジャーなのです。
BEST600の中に、荻か萩のいずれかを含む名字が3つも入っています。
- 179位 萩原(はぎわら) 約117,000人
- 363位 荻野(おぎの) 約56,300人
- 514位 荻原(おぎわら) 約38,700人
そんな萩と荻の漢字としての違いと意味の違い、そして読みの覚え方について解説します。
萩と荻の違い
萩と荻の漢字としての違いは、草冠の左下につく偏が「のぎへん」か「けものへん」かです。
意味としての違いは、どちらも草冠がつくだけあって植物の名前です。
萩(はぎ)はマメ科ハギ属の総称、荻(おぎ)はイネ科ススキ属の植物の一種です。
萩と荻の読みの覚え方3つ
とっさの場面で「萩」か「荻」のつく漢字に遭遇した時にも対処できる簡単な覚え方を3つ紹介します。
まず1つめが、秋=おはぎという連想を使った方法です。
秋と言えば風物詩であるおはぎ→秋がつくから萩(はぎ)という覚え方です。
2つめが、萩(HAGI)とその中にある秋(AKI)は母音がどちらもAIです。
3つめが、けものへんはカタカナの「オ」に形が似ている、だから「オ」がつく方は荻(おぎ)であるという覚え方です。
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