シケモクとは
シケモクとは、タバコの吸殻のことです。
タバコの吸殻を再度吸う行為そのものを指してシケモクと言う場合もあります。
新しいタバコを買いに行くのがめんどくさかったり、買うお金が無かったりする場合にシケモクが活用されます。
街中にある喫煙所の灰皿や落ちているシケモクを拾い集める「シケモク拾い」という言葉もあります。
シケモクは新しいタバコに比べて体に害があると言われています。(根拠は不明)
Sponsored Link
シケモクの語源
シケモクは「シケ」と「モク」が合わさった言葉、いわば熟語であると言えます。
シケとは「湿気た」から来ているとされていて、タバコは火が消えると吸えないので「湿気た=終わった」という事になります。
また「不良な」「ダメな」という意味の隠語で「シケた」という言葉もあり、そこから来ているという説もあります。
モクは、タバコの隠語です。
モクの由来は、煙を形容したモクモクから来ているとか、あるいは煙を雲(クモ)としてその逆さ読みをしたなど諸説あります。
シケたモク、略してシケモクとなったのが語源です。
シケモクはまずい
シケモクはまずいです。
火を消した部分が焦げたうえに潰れていて、火を点けて吸うと味が苦いんです。
匂いも新しいタバコと比べて臭いです。
ちなみにアイコスのシケモクはもっとまずいです。
詳しくは「アイコスでシケモク 十字吸いでヒートスティックを2度吸ってみた感想」をご覧ください。
シケモクの吸い方
曲がったシケモクを手で真っ直ぐにし、通常の方法で火を点けて吸います。
他にも、複数のシケモクを集めて巻紙を剥がし、中にある焦げてない葉っぱを取り出して集めます。
それを別売りの新しい紙で巻いて、新しいタバコ同様に吸うという手間のかかる方法もある様です。
Sponsored Link
シケモクはクールで色気のある男の象徴?
昔はタバコを吸っている事はオシャレでクールな事とされていました。
そして、そんなファッションアイテムのタバコを普通に吸うのではなく、シケモクで吸うということが「やさぐれたカッコよさ」「ダーティな色気」の象徴でもありました。
その為、映画やドラマ、アニメや漫画でも、その登場人物の性格を説明する為にシケモクがよく使われました。
中でも有名なのが、次元大介(ルパン三世)やサンジ(ワンピース)ですね。
汚らしさやグレた感じの中にあるカッコよさを、シケモクが効果的に演出しています。
Sponsored Link