SNSをほどほどにした方が良いと思う理由は、内発的な欲求が薄まり、それを動機とした行動が減ってしまうからです。
SNSを見ると、様々な人間が多岐に渡る情報を発信しています。
ひとつひとつに目を通し、参加し、コミュニケーションを取っていると、時間がいくらあっても足りません。
また、その情報が確かなのか、本音なのか、よく分かりません。
日本人は極端に人目を気にする民族ですから、SNSでもその習性が著しく出ています。
俗っぽい言葉でいうなら、上っ面なのです。
私はそう感じます。
私も真面目にSNSを運用していた頃、情報を発信しなきゃいけない強迫観念にかられたり、リアクションに対してイチイチ目を通していました。
誰かの投稿に、本来不要である嫌な感情になったりすることもありました。
さらに、SNSで映えるかどうかという動機で行動したり、思考が外発的なモノゴトに支配されていく感覚がありました。
そうなってくると、内発的な関心事が何だったか忘れてしまいます。
自分が心からワクワク感動すること。
誰とも共有できなくたって関心が止まないこと。
理由は分からないけど気力を与えてくれること。
そう言った内発的な動機で使う時間やお金、思考や行動が減っていきました。
ただし、外発的な動機による行動が不要だと思ってはいません。
自分の外側と調和を計ることも、大切なことだと思います。
その為の情報の発信・収集・共有は必要です。
今はSNSをほどほどにやっています。
Twitterは見るだけ、知り合いでも遠慮なくミュートし、最新音楽情報などチェックしています。
Facebookは一切見ませんが、そこでしか連絡が取れない人が多数いるためアカウントを残しています。
時間もお金も思考も行動も有限ならば、できるだけ心がワクワクするものだけにそれを使いたいと思います。
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