Amazonが買ってない人もレビューを書ける仕様にしている理由はSEO

Amazonは、その商品をAmazonで買ってない人でもレビューが書けるシステムを採用しています。

「Amazonで購入したユーザーしかレビューを書けない様にしてほしい」という声があるにも関わらず、仕様を変更することはしません。

Aという商品をAmazonで購入したユーザーが、Aという商品に対して書いたレビューであれば【Amazonで購入】というラベルが付与されますが、Amazonで1度でも購入した事があるアカウントであれば、他のどんな商品にもレビューを投稿することができます。

Amazonは買ってない人もレビューできる

そういう仕様にしている最大の理由は、SEOだと思っています。

商品名でも作家名でも、Amazonがとにかく検索エンジンで上位表示していることは誰でも知っていますね。

Amazonは、canonicalタグやhタグの配置、サイトの構造に至るまで、Googleが推奨するページの最適化を徹底的に施しています。

さらに、自前のアフィリエイトプログラム(Amazonアソシエイト)を展開し、数え切れないほどのアフィリエイターやブロガーなどから自然なリンクも獲得しています。

そして、何よりSEOで重要とされている、ページの独自性・充実度を、その計り知れない数のユーザーによるレビューによって実現しています。

例えば、ミネラルウォーターというキーワードがあります。

月間検索ボリュームは22,200で、ビッグキーワードに分類されるのですが、Wikipediaを押えてAmazonが1位です。

ランディングページ(着地するページ)はミネラルウォーターの一覧ページなのですが、そこから辿れる個別の商品ページには数多のユーザーが書いたオリジナルのレビューがびっしり書いてあります。

こればかりはAmazonのブランド力がなせる業であり、この点において日本の通販サイトでギリギリ戦えるのは楽天くらいでしょう。

次に、クリスタルガイザーの個別ページを見てみましょう。

クリスタルガイザーの月間検索ボリュームは18,100で、Amazonは3位、多数のレビューが書かれています。

そして、それぞれのレビューにはクリスタルガイザーの関連語や共起語が充実しています。

関連語・共起語とは、一緒に検索される言葉、あるいはクリスタルガイザーに関するコンテンツで一緒に出てきやすい言葉と考えていただければいいでしょう。

白いキャップの平行輸入ものと比べると、(同じシャスタ山からのものでも)正規輸入品の方が明らかに味わいにキレとクリアさがあります。
ただ最初に飲んだ時に何となく雑味があるような気がして、ひょっとして正規輸入品でもいくつか種類があるのかと思い、試しにコンビニで1本買ってきて同じ温度で飲み比べてみました。が、コンビニのものも、アマゾンでケースで買ったものも全く同じ味でした。
1本62円程度で買えるので、軟水が好きな方ならお勧めです。

このレビューでは「シャスタ」や「軟水」という言葉が、クリスタルガイザーの関連語や共起語になります。

Googleは関連語・共起語の充実度もランキングの指標にしていると言われています。

Amazonで購入したユーザーしかレビューを書けない仕様にしてしまうとSEOが弱くなってしまうのです。

誰でもAmazonにレビューが書ける最大の理由はそこにあると思っています。

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炎上ややらせの場所になってしまう事も

Amazonほど日本人にとっても馴染み深いサイトになると、個人をインターネットで攻撃する、つまり炎上ややらせの場所になってしまうこともあります。

例えば、はあちゅうさんの著書である「自分」を仕事にする生き方は、私は素晴らしい内容の本だと思うのに、レビューはとても残念なことになっています。

特に日本人は、SNSなどでも匿名ユーザーにより陰湿なの攻撃が目立ちます。

他にも、その商品が売れれば得をする人たちによる「やらせレビュー」というものまである様です。

そんな非生産的なレビューは、Amazonに限らず、iTunesやGoogle Playでも多いです。

作り手への建設的な指摘や愛のある批評、その商品を知らない人への紹介や作家への激励としてレビューが機能すればいいのに残念です。

買った人しかレビューできない様にすればいいってもんじゃない

だからと言って、Amazonで買った人しかAmazonでレビューできない様にすればいいってもんじゃないと思います。

楽天で買った人も、オフラインで買った人も、みんなが参加できてはじめて質の高いレビューになるのです。

街が大きくなればなるほど問題も増えるのと同じで、Amazonに非はありません。

Amazon購入者のラベルをつけたり、報告機能を実装するなど、できる限りの努力はしています。

レビュアーひとりひとりがインターネットという文化を良くしようという意識を持ち、それを実践していける様な世界になることを願います。

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カテゴリ - SEO・ウェブマーケティング

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